体調不良で出勤が遅れそうなら、職場で指定された連絡先と手段を使い、遅れることと到着見込みを伝えましょう。到着時刻がまだわからない場合は、無理に約束せず「何時までに状況を再連絡するか」を知らせます。
「迷惑をかけたくない」と出勤を優先する社畜気質があっても、回復を待って連絡まで遅らせる必要はありません。まずは下の短文を使い、その後で電話・メール・チャットの例文や、欠勤へ変更する伝え方を確認してください。
到着見込みがある場合
おはようございます。〇〇です。体調不良のため、本日の出社が遅れます。現時点では〇時〇分頃に到着する見込みです。予定が変わる場合は改めて連絡します。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
到着時刻がわからない場合
おはようございます。〇〇です。体調不良のため、始業時刻に間に合いません。現時点では出社できる時刻が未定のため、〇時までに出社の可否と到着見込みを改めて連絡します。申し訳ありません。
〇〇は氏名に、〇時は自分が対応できる時刻に置き換えてください。朝の会議や締切への影響がある場合は、「〇時の会議には間に合わないため、進め方をご相談したいです」など一文を加えます。
体調不良の遅刻連絡で使える例文

連絡先と伝える内容を確認する
遅刻連絡は、直属の上司、シフト責任者、勤怠窓口など、職場が指定する相手へ送ります。電話が指定されている職場では電話を、チャットや勤怠システムで受け付ける職場ではその方法を使いましょう。すべての職場で電話だけが正解というわけではありません。
本文は「誰からの連絡か」「体調不良で遅れること」「到着見込み、または再連絡の時刻」を先にまとめます。自分が不在の間に対応が必要な仕事だけ、後ろに添えると整理しやすいですね。
- 氏名と、必要なら所属部署
- 体調不良で始業時刻に間に合わないこと
- 到着見込み、未定なら状況を再連絡する時刻
- 朝の会議や締切など、急いで調整したい業務
連絡の時刻も社内ルールを確認しつつ、遅れるとわかった時点で知らせます。「必ず始業の30分前」「1時間前でなければ失礼」と一律に考える必要はありません。起床時点ですでに始業間際なら、文章を整えることより第一報を優先しましょう。始業時刻を過ぎて気づいた場合も、その時点ですぐに連絡します。
電話で伝える基本例文
電話では最初に名乗り、遅れることを伝えます。到着見込みを伝えた後、必要な業務調整について相談しましょう。体調が悪いときは、話す内容を手元に表示してからかけると要点を確認できます。
おはようございます。〇〇部の〇〇です。申し訳ありませんが、体調不良のため本日の出社が遅れます。現時点では〇時〇分頃に到着する見込みです。〇時からの会議には間に合わないため、資料の共有など必要な対応をご相談させてください。到着見込みが変わる場合は改めて連絡します。
遅れる間に対応すべき仕事がなければ、会議や資料の一文は省いて構いません。代わりの担当が決まっていないのに「〇〇さんにお願いしました」と言ったり、具合が悪いまま「すべて自宅で対応します」と約束したりしないようにしましょう。
受診してから出勤する予定なら、「受診後に出社する予定ですが、診察の終了時刻はまだわかりません。〇時までに見込みを連絡します」と伝えます。診察待ちの長さや回復時刻が不明なら、出社時刻を断言せず、次の連絡について約束する形にします。
メールは件名と到着見込みを書く

メールの件名には、遅刻の用件と氏名を入れます。相手がメールを開く前に誰の勤怠連絡かわかる形です。部署をまたいで送る場合は所属も添え、本文は宛名、理由、到着見込み、業務への影響の順にまとめましょう。
件名:体調不良による遅刻のご連絡(〇〇部・氏名)
〇〇様
おはようございます。〇〇部の〇〇です。
本日、体調不良のため出社が遅れます。現時点では〇時〇分頃に到着する見込みです。
〇時までに必要な資料は共有フォルダの〇〇にあります。先に対応が必要な場合の進め方をご相談させてください。
状況が変わる場合は改めて連絡します。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
氏名
腹痛で出発できない場合は、理由の一文を「今朝から腹痛があり、現在は出発できない状態です」に替えられます。病名がわからない段階で感染症などと決めつけず、確認できている状態を伝えてください。症状を詳しく書くために第一報を遅らせる必要はありません。
メール送信後に勤怠システムへの申請も必要な職場なら、その手続きも行います。メールを書いただけでは送信されていないこともあるので、宛先と送信済みの状態を確認しましょう。
チャットと到着時刻未定の例文
チャットでも、普段の雑談用のグループではなく、指定された勤怠連絡先へ送ります。氏名を表示名で識別できる職場でも、複数のチームが入る連絡先では名乗っておくと用件が伝わりやすいです。
おはようございます。〇〇です。体調不良のため、〇時〇分頃の出社になる見込みです。朝の〇〇について進め方をご相談したいです。見込みが変わる場合は改めて連絡します。申し訳ありません。
おはようございます。〇〇です。腹痛があり、始業時刻に間に合いません。まだ出発できず到着時刻は未定です。〇時までに出社の可否と到着見込みを改めて連絡します。申し訳ありません。
「少し遅れます」だけでは、数分なのか午前中いっぱいなのか相手に伝わりません。到着時刻が不明でも、次に状況を確認できる時刻を添えましょう。ここで約束するのは回復する時刻ではなく、連絡する時刻です。
電話がつながらないときの連絡
電話がつながらない場合は、指定のメールやチャットで先に第一報を残します。職場に代わりの連絡先が決まっていれば、そちらにも連絡してください。上司が不在という理由で、始業後まで誰にも知らせない状態を避けます。
声が出ないなど通話自体が難しい場合は、「体調不良で通話が難しいため、文章で連絡します」と事情を添えます。返信がないときは、社内ルールに沿って別の責任者や勤怠窓口に確認しましょう。既読表示だけで、必要な勤怠手続きまで完了したとは判断しないことが大切です。
体調不良の遅刻後に再連絡する方法

到着見込みが変わった場合
最初に伝えた時刻に間に合わないとわかったら、その時刻を過ぎるまで待たずに更新します。前の連絡をすべて繰り返すより、「何が変わったか」と「次の見込み」を伝えると読みやすくなります。
先ほど〇時頃に出社予定と連絡しましたが、体調が改善せず出発が遅れています。現時点では〇時頃に到着する見込みです。予定変更でご迷惑をおかけして申し訳ありません。
〇時までに状況を連絡するとお伝えした件です。まだ出発できず、出社できるか判断できていません。〇時までに改めて状況を連絡します。午前中の〇〇は先に進め方をご相談させてください。
見込みが立たないまま「あと30分」と延ばし続けるより、出勤が可能か、休みへの変更が必要かを確認します。連絡する時刻に受診や休養で対応できなくなりそうなら、可能な範囲で先に知らせておきましょう。
遅刻から欠勤へ変更する例文
遅れて出社すると伝えた後も体調が改善せず、通勤や勤務が難しい場合は、欠勤への変更を連絡します。「一度行くと言ったから」という理由だけで出勤を続けず、現在の状態に合わせて相談してください。
先ほど遅れて出社すると連絡しましたが、体調が改善せず本日の勤務が難しい状態です。本日は休ませていただきたいです。〇〇の資料は共有フォルダの〇〇にあります。勤怠の変更に必要な手続きを確認させてください。
有給休暇を希望する場合は、「年次有給休暇の利用を希望しています。申請方法を確認させてください」と別に伝えます。遅刻から休みに変える連絡だけで、自動的に有給扱いになるわけではありません。欠勤、年次有給休暇、病気休暇などの扱いや当日の申請手続きは、就業規則と勤怠窓口で確認しましょう。
急ぎの仕事がある場合は、保存場所と状況だけでも共有し、担当の調整を依頼します。体調が悪いまま休み中の常時対応を約束する必要はありません。最初から一日休む場合の連絡は、当日欠勤の連絡方法と業務調整のポイントで確認できます。
症状を聞かれたときの伝え方
上司から状態を確認されたら、わかっている症状と、通勤や勤務への影響を伝えます。「腹痛があり、まだ外出できません」「めまいがあり、今は移動が難しいです」など、現在の状態を具体的に示す言い方です。未診断の病名や回復時刻を推測で答えないようにしましょう。
話しにくい症状があり、詳しい説明が必要と言われた場合は、「詳しい内容については、人事や産業保健の担当者へ相談できますか」と窓口を確認する方法もあります。職種や社内規程によって確認事項が異なるため、どの職場でも一切説明が不要とは言い切れません。
体調が悪く長く話せないときは、「今は長く話すことが難しいため、出社見込みと業務の情報を文章で送ります」と伝えます。謝罪を繰り返すより、必要事項を伝えて休養につなげることを意識してください。
不調が続くときは相談先を持つ
体調不良による遅刻が繰り返される、休んでも回復しない、眠れない状態などが続く場合は、医療機関や産業保健の担当者へ相談しましょう。朝に腹痛や吐き気が出るという情報だけで、特定の病気や職場ストレスが原因だと断定することはできません。
厚生労働省のこころの健康サポートガイドでも、気になる症状が長く続く場合や生活に支障が出ている場合の専門機関への相談を勧めています。相談するときは、不調が始まった時期、症状、睡眠、通勤への影響を整理すると説明しやすくなります。
体調の確認をしたうえで、生活や出勤準備も見直したい場合は、会社への遅刻を繰り返すときの現実的な改善策へ進めます。体調不良の連絡例文と、遅刻が続く原因への対応は分けて考えましょう。
体調不良の遅刻連絡を終えるために
今日の連絡で優先するのは、遅れることと、到着見込みまたは再連絡の時刻です。職場の指定する相手へ送り、急ぎの仕事への影響があれば添えましょう。回復しなければ、遅刻から欠勤へ変更する連絡と必要な申請を行います。
連絡が終わったら、まず体調を整える時間を確保してください。回復後に働き方を考える場合も、その朝の不調だけを理由に退職を決める必要はありません。勤務時間、休暇の取り方、体調不良時の連絡方法など、自分に必要な条件を整理するところから始められます。
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